企業理念フレーム
企業理念は、当社の不変的な拠り所です。この図は、当社の企業理念を構成している5つの項目の関連と、企業理念と経営目標/経営方針との関係を、構造的に表現したものです。
存立意義 相利共生
お客さまと地域のあすを創る仕事に、個の生きがいを見出す舞台であり続ける。
「当社とお客さま」
「当社と地域」
「お客さまと地域」
「会社と社員」
これらの「利」を共生させることこそ、当社が存立する意義です。
社員一人ひとりが生きる力を身に付け、自立した個人が会社と対等な関係で共生し、
お客さまや地域社会とともに価値を創造します。
事業領域 沿線文化共創事業
- お客さま個性の創出。
- 地域個性の創出。
私たちが営むすべての事業は、お客さまと地域の「豊かなあす」を創り出すためのものです。
広告に限定しない事業展開により「お客さま個性」と「地域個性」を創出し、
両者と沿線文化を共創していく行為そのものが当社独自のユニークな事業ドメインです。
「沿線」という表現は、京急沿線だけではなく、広い意味での「沿線」を指しています。
海岸線、稜線、幹線など、線で繋がる地域には、線を軸とした独自の文化があります。
企業指針 真の戦略パートナーたれ
- 成長を楽しむ人財を育てる。
- お客さまと地域に学ぶ。
- 次代の価値を創り出す。
「真の戦略パートナー」とは、変化の先を見通す目を持ち、
「尊敬に値する企業存在」として選ばれ続けるお客さまとの関係を指しています。
当社が考える「尊敬に値する企業存在」とは、事業組織や経済組織に加え、
人財組織、社会組織、環境組織、文化組織としての意義を確立した存在です。
当社が掲げる3つの指針の背景には、こうした6つの意義の確立が込められています。
行動指針 情報勝者たれ
- 仮説からはじめる。
- 現場から発想する。
- ユーモアを付加する。
- 美的品質を探求する。
- 再現性を高める。
当社は、企業イメージの管理や情報価値創造などの有効性を経営レベルで認識し、
企業活動全体の中で具現化していきます。
「情報勝者」とは、情報を価値化できる者を指しますが、「情報勝者」となるためには、
目的のない「情報ありきで仮説が立つ」という思考スタイルではなく
「仮説ありきで情報を収集する」行動が重要となります。
もとよりその仮説は、当社「独自の視点」から導かれたものでなければなりません。
当社の社員は、上記5つの指針に従って業務活動を行います。
企業目標 創造力の善循環
- 京急沿線の価値創造に貢献する。
- 沿線で得た知見を沿線外の地域創生に活用する。
- 沿線外で得た知見を京急沿線に還元する。
京急沿線で養った創造力のポジティブなフィードバックループの確立を目指します。
沿線を広い意味で捉え、「線」を軸とした地域に育まれる文化の担い手を目指すことこそ、当社独自の成長のあり方です。